落ちてくる玉 2005 7 14
落ちてくる玉を拾うな。
そういうことを聞いたことがあります。
それは、どういうことか。
下の図を見てください。
こういう板を見て、つい、316,000円に買い注文を出したくなりませんか。
今までは、株価が大きく上昇してしまい、高くて買えなかったけれど、
これだけ株価が下がれば、割安だと感じて、買い注文を出してしまう。
しかし、これは、「落ちてくる玉」なのです。
こうした急落を見て、あわてた投資家が、急いで売ろうとしますので(狼狽売り)、
第二弾の「落ちてくる玉」が発生するのです。
こうして、株価は、もう一段、急落します。
落ちてくる玉を拾えるのは、資金量の豊富な投資家だけです。
機関投資家や大口の投資家は、下落を食い止められる資金があると言えるでしょう。